桜守チームの活動記録
 

我々の活動拠点の管理地(4ha)のほぼ中心あたりの位置に、1本の山桜の古木があります。かなりの巨木で、それは、それは見事な、威容を誇っています。いまでこそシンボル的な木なのですが、実は私達がその存在をしったのは、つい最近のことなんです。

ここでは桜守チームが、その1本の桜と私達の関わりをご紹介いたします
捲きついた蔓性植物を除去しています。
この山桜の大きさが感じられると思います


2006年02月25日(土)
山桜の巨木発見!(前編)
寒い中、今年度の開墾予定地、藤尾池南側の尾根の根笹を、いつものように刈り込んでいると、根笹の密集地の中にかすかに倒木のような影が見えます。かなりの太さのようで、排除するのにチェーンソーがいるかな?と考えながら根笹を刈り取っていくと、それは結構な太さの桜の倒木でした。(現時点ではそう思っていた)割と新しい倒木のようで枝先には芽が残っています。まだ生きているのなら救えないかな?
しかし、その幹の中ほどには、荊(イバラ)、葛(クズ)、藤(フジ)などの蔓性植物がこれでもか!という程巻きつき、まるで天然のバリケードの様相を呈しています。これは厄介だなと思いつつ、苦労しながら刈り進めていきましたが、まだ幹の根元は見えません。
(残念ながら当時の画像ではありません。同じような状態でしたのでイメージとして掲載しています。)


2006年02月25日(土)
山桜の巨木発見!(後編)
昼食後、植物に詳しい会員の方に桜が本当に枯れているのか、また桜の種別判定などもかねて同行してもらい判定を行いました。まだ芽吹きのある枝を手に取り少したわめてみると、パキッという乾いた音と共にいとも簡単に折れてしまいます。数か所で試みましたが、結果は同じ。残念ですが枯れているようです。種別的には葉がないので正確なところは解らないが、山桜の芽に似ているとのことでした。その後、その会員の方が、天然バリケードに小さく開けた隙間(私では到底通れないが)に潜り込み根元を調べにいった直後!「うわ!凄い、凄いよこの木」との叫び声が・・
慌てて隙間を大鎌で広げて潜り込むと、そこにはとてつもなく巨大な桜が足元を根笹や荊(イバラ)に覆われ、周りに蔓性植物を幾重にも巻きつけマントをまとった様な姿で苦しそうに立っていました。倒木と思っていた幹は株立ちしてたつ幹の一本にすぎなかったのです。この倒れた一本でも根元付近は私の両手では回すことができません。それほどに大きいのです。単純に本当に単純に感動しました。それがこの桜と私たちの出会いでした。
(同じく当時の画像ではありません。
周辺の刈り込みも大体終わった5月頃の画像です。)