炭焼チームの活動
 

神於山を保全する上で、どうしても発生する問題の一つに大量に繁茂した竹をどうするのか?といった問題があります。拡大繁茂した竹は色々な観点から見ても伐採しなくてはなりませんが、そのあとどうするのか?ただ伐採しただけで竹の使い道がないのであれば、その竹はゴミと同じになってしまいます。神於山保全くらぶでは循環型のエネルギー資源として竹を炭に加工しています。

ここでは炭焼チームによる、竹炭の作り方をご紹介いたします。
林試式移動炭化炉による竹炭作り

地盤作り

・湿潤な場所の場合は溝をほる

・炉底の脚部分が沈むようならば煉瓦等で沈まないようにする

・炭化の偏りを防ぐため防風対策をこうじる。
炉据付1

・炉の下部に炉底をいれ、煙突口・通風口が同じ高さで設置。

・炉底に煙導をたてる

・煙導内に着火木材をいれる

・煙導周りに1m丈の竹(炭材)2〜3列ならべる
  
炉据付2

・太めの炭材は中央、細めの炭材は外側につめこむ

・中段炉を重ね60cm丈の竹(炭材)をつめこむ

・上段炉を重ね60cm丈の竹(炭材)をつめこむ(ここには太い炭材)

・各連結部の溝に土を詰め隙間をふさぐ(め張りする)

・炭材の上に乾燥した木材を積み上げる

点火

・火種が炉の中にできるよう燃料を補給する(立ち上る炎の目安1m)

・30分〜1時間、火種ができたら炉にふたをする

・蓋中央部の煙突口から白い煙が勢いよくでるのを確認

・砂止めのバンドを上段炉の溝にいれる

・この段階で火勢不十分な場合、中央煙突口から燃材をいれる

着火1

・下段炉壁があたたまると着火がすすんでいる

・煙突4本を8つの穴の一つ置きに設置し上段炉にフックで固定する

・蓋中央部煙突口に燃材を十分にいれ、蓋をする

・4本の煙突から白い煙が勢いよくでていれば完全に着火している

・火勢が強いことを確認後、蓋及び中央煙突部にできるだけ厚く砂・土を盛り上げる

着火2

・確実に着火しているなら4本の煙突以外の穴(通風口)にキャップをはめ ・空気量を少なくする(少なくしすぎて消火しないよう注意)

・状況に応じて通風量を調節する

・炭化が進むと煙が少なく、かつ青くなる(煙の温度により湿り具合・色・臭 いねばりが異なる)

・4つの通風口から赤く焼けた炭がみえる

・この時点で4つの煙突と通風口の位置をいれかえる

・だんだん煙がでなくなる煙突がではじめる

密閉

・煙のでなくなった煙突を取り外しキャップをはめ密閉する(8つの穴全密   閉する)

・炉全体を完全に密閉する。煙がもれていたらふさぐ

・炭化時間の目安は竹だと10〜20時間、木材だと16〜30時間


出炭

・冷却していることを触れて見て確認

・中央煙突口の蓋をはずす。(火が残っているとパチパチと音がするので注意)

・取り出した炭は一昼夜放置する